各節と太陽視黄経の角度
節入り
節入りに対応する太陽視黄経の角度は次のようになっています。
節入り | 角度 | 大体の日付 |
---|---|---|
小寒 | 285 | 1/6 |
立春 | 315 | 2/4 |
啓蟄 | 345 | 3/6 |
清明 | 15 | 4/5 |
立夏 | 45 | 5/6 |
芒種 | 75 | 6/6 |
小暑 | 105 | 7/7 |
立秋 | 135 | 8/8 |
白露 | 165 | 9/8 |
寒露 | 195 | 10/8 |
立冬 | 225 | 11/7 |
大雪 | 255 | 12/7 |
これらの節入りが各月の開始日になっているのは以前書いたとおりです。日本の季節とずれているのは中国の北の方にある地方で定められたものからだそうです。
太陽視黄経の角度がこれらの節入りと15度ずつ違ったものに中節があります。夏至や冬至が有名ですが算命学などの占いには使いませんね。
雑節
日本独自のものかもしれませんが、雑節というものがあります。占いに使うことはあまりないでしょうがいわゆる「運勢暦」には掲載されている事が多いです。
太陽視黄経の角度と直接関係したものは以下の通りです。
節の名前 | 角度 | 大体の日付 |
---|---|---|
冬土用 | 297 | 1/17 |
春土用 | 27 | 4/17 |
入梅 | 80 | 6/11 |
半夏生 | 100 | 7/2 |
夏土用 | 117 | 7/19 |
秋土用 | 207 | 10/20 |
さらに立春から88日目、210日目の八十八夜、二百十日が代表的ですね。これらは実際に立春からの日数で定めることになります。
まとめ
算命学その他の東洋系の占いでは節入りの日時を正しく計算することが必要です。太陽視黄経が例えば315度になる日時を求めるとそれが立春に相当するということになります。